ガチ☆ボーイ

09年1月3日鑑賞。

新年の映画はじめはこの作品から。

学生プロレス団体HWAは北海道学院大学のプロレス研究会だが、前チャンピオンのドロップキック佐田が引退して以来、盛り上がりのない試合が続いていた。

そんなある日、大学一の秀才として有名な五十嵐が入部してきた。「マリリン仮面」のリングネームとマスクを与えられた五十嵐は熱心に練習に励み、あらゆる事をメモするが、どこか普通の人と違うことにHWAの面々は気づき始める。

五十嵐はプロレスが覚えられず、どの試合も「ガチンコ」になってしまうのだ。しかし、それには理由があった。

実は五十嵐は事故により、眠ると事故以降、その日までにあったことを全て忘れてしまう「高次脳機能障害」になっていた。

将来に絶望し、生きる実感を失いつつあった五十嵐は、HWAの試合を見て学生プロレスに感動したことを思い出し(事故以前の記憶状態は普通の人と同じ)、頭では忘れても身体は覚えているはずと新たな道を切り開くべくプロレス研究会の扉を叩いたのであった。

少しずつ人気の出てきたマリリン仮面を叩き潰そうと学プロリーグのチャンピオン選手チームがHWAとマリリン仮面を挑戦者に指名してきた。

五十嵐ことマリリン仮面はまさに一生に一度の思いでチャンピオンに立ち向かうのであった。(あらすじはWikipediaより抜粋・編集)

劇場で見ようかどうしようか、散々悩んでいかなかったので、まず見られたことに感謝したい。たかが学生プロレスの話などと思うなかれ。

そこには今のプロレスリングが忘れてしまったものがいっぱい詰まっていた。それが言葉だけではなく、表情やプロレスの技で語られていたのがすばらしいと思った。

特に主人公のマリリン仮面のドロップキックが練習を積むうちにどんどんうまくなっていっているのが、なんかこうじーんときて、胸が熱くなった。

やっぱりプロレスはすごいよ。これみたら絶対プロレスのことが好きになると思う。そんな映画だったと思う。

とにかく新年早々この映画...いや、プロレスで元気をもらえたのは本当に幸運だったと思う。

プロレスはまだまだ死なない。映画の中で生き続けるものが確実に現実のリングにかえってくるものがあると確信できる作品だった。